借金がいくらあれば自己破産できますか？

自己破産は借金がいくらあればできる、というものではなく、個人個人の経済状況や生活状況を鑑みて、借金を返済することができるのかどうか、自己破産する値するのかどうかを裁判所が判断します。

ですから、借金が100万円で自己破産できる人もいますし、借金が1,000万円あっても自己破産するに値しないと判断されれば免責が下りず自己破産をすることができないこともあります。

自己破産の申立ての際には、収支状況や家族構成等をまとめて裁判所に提出します。
それを見た裁判官が「この人は借金を返済できるのかどうか」ということを判断して、免責許可を与えるかどうか決めることになります。

なので、借金の返済がその人にとって難しいと判断されれば自己破産ができるので、「借金がいくらあれば自己破産ができる」という判断ではありません。